先週の野菜の小売価格は、白菜が平年の2倍以上になるなど、依然として高値が続いています。
農林水産省は、白菜やキャベツなど5種類の野菜について、スーパーなど全国470店舗の小売価格を調査して、毎週公表しています。

それによりますと、先週の全国平均の小売価格は、いずれも1キロ当たりで、白菜が351円と前の週とほぼ同じで、平年の2倍を超える高値となっています。

またキャベツは356円で平年の1.9倍、大根は285円で平年の1.8倍、それにレタスは938円で、平年の1.6倍と、いずれも高値が続いています。

農林水産省は、「大雪の影響は今のところ見られないが、このところの低温の影響で野菜の生育が遅れがちで、出荷量がなかなか回復していない。白菜を中心にもうしばらく高値が続きそうだ」と話しています。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20180214/k10011328861000.html