一般的にジニ係数が上がって「格差が拡大する」と、統計上は「貯蓄率は上がる」
だがこれは統計マジックで富裕層の所得が消費でつかいきれないためで、貯蓄分布は歪んだものになる
同様に「平均貯蓄額も上がる」が、これまた富裕層が統計上引き上げてるだけで、最頻値は下がり
大半は貯蓄を持たない層に転落し、「消費は低迷」し、「エンゲル係数は上がる」

丸っきり今の日本の症状なわけだがw 


それを隠すために「貯蓄平均額上がる」とかを小出しで報道させて、日本は景気がよくなったという
印象操作に終始してるが、実体は逆だw
大多数の所得は減り国内消費が継続的に低迷し続けていくため、通貨安誘導して外需(爆買いも外需だよw)で補うしかなくなり、
それでGDPはなんとかもたせてるにすぎない


官邸発表統計値は、絶対にこの手の統計では『最頻値』『中央値』を出さない。
出せば↑のことが判るからだ。それゆえ単純な「平均値」しか出してこない
国民には分からないように徹底させてる

景気悪化と言われることを恐れて、反論として出てくるエンゲル係数については「所得や景気と関係ない」と御用学者に言わせまくり、
新聞にも「新食文化」などと奇説を載せさせるようになる。
「戦後2番目の好景気」だの(今年年末にはそういうことになるんだろう)「戦後最長の好景気」というフレーズも
実体隠しての好景気だという印象操作の一環というわけだな

アホノミクスって何だったのかよくわかるだろ?
結局、失敗が明白なトリクルダウン、先富論と同じってことだよ
資産バブルで金持ちがより富むための政策ってことだw こんなもんに騙されてたらマジで五輪後国民生活は崩壊だぞw
数年後にはジムロジャーズの言うとおりにするしかなくなる