SanDisk、A1対応で容量400GBのmicroSDXCカード 〜ウルトラ microSDHC/SDXCもA1対応モデルに刷新 - PC Watch
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平澤 寿康2018年2月8日 10:00
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 ウエスタンデジタルは、容量400GBを誇る、サンディスクブランドのmicroSDXCカード「サンディスク ウルトラ プレミアムエディション microSDXC UHS-I カード 400GB」を、日本で発売すると発表した。

 同時に、容量16GBから256GBの「サンディスク ウルトラ microSDHC/microSDXC カード」も新モデルに刷新する。

 サンディスク ウルトラ プレミアムエディション microSDXC UHS-I カード 400GBは、2017年8月末にドイツで開催された「IFA 2017」に合わせて発表された製品で、米国をはじめ、海外ではすでに販売されているが、このたび日本でも販売開始となった。

 発表当時は、microSDXCカードとして世界最大容量を誇っていた。現在では、英Integral Memoryが容量512GBのmicroSDXCカードを2月より発売すると発表(世界最大512GBのmicroSDカード。英メーカーが発売参照)しているが、国内で販売されているmicroSDXCカードとしては、最大容量となる。

 アクセス速度は、読み込み最大100MB/sとされており、国内で販売されている「サンディスク エクストリームmicroSDHC/microSDXC UHS-Iカード」の最大90MB/sよりも高速となっている。書き込み速度に関しては未公表となっているが、読み込み速度よりは遅いとされている。

 インターフェイスはUHS-I対応で、スピードクラスはC10、UHSスピードクラスはU1に対応する。

 また、Androidデバイスなどでアプリケーションの高速起動を可能とする「Application Performance Class 1(A1)」にも対応。サンディスクブランドのmicroSDカード国内正規販売モデルとしては、A1対応製品はこれが初となる。

 パッケージにはSDカードアダプタも付属する。販売価格はオープンプライスで、税別店頭予想価格は5万円前後。2月8日より出荷が開始される。

 同時に、「サンディスク ウルトラ microSDHC/microSDXC カード」シリーズも新モデルに刷新される。アクセス速度は読み込み速度が80MB/s。書き込み速度は未公表で、読み込み速度よりも遅くなるとされている。また、こちらもA1対応となる。

 容量は16GB/32GB/64GB/128GB/256GBをラインナップし、販売価格はオープンプライス。税別店頭予想価格は、16GBが3,500円前後、32GBが6,500円前後、64GBが12,000円前後、128Gbが20,000円前後、256GBが35,000円前後。同じく2月8日より出荷開始となる。