日本郵便が全国に保有する遊休地を有効活用するため、有料駐車場事業を本格的に展開することが26日、明らかになった。新たに「ポスパーク」のブランドを導入し、3月までに東京都心部や首都圏を中心に20カ所、4月以降は全国にサービスを拡大する。

 日本郵便は全国の郵便局にとどまらず、社宅や事務処理センターの跡地など、駐車場として高いニーズが見込める優良な土地を多く保有している。このため、郵便局以外の収益性が見込める遊休地を順次、有料駐車場として整備することを決めた。時間貸しの駐車場として運営する見通し。

 日本郵便はこれまで、郵便局の駐車場への不正駐車を防ぐ目的で、パーク24など外部企業のサービスを導入し有料駐車場事業を行ってきた。しかし今後は、「ポスパーク」ブランドを活用し、今後5年間で約150カ所の展開を目標に駐車場事業を強化していく方針だ。 
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