日本企業と外資系企業の大きな違いは人を評価するスピードだと思っている

俺も新卒で外資系に就職しその後日本企業に転職したが、正直言って中の雰囲気はそこまで大して変わらない

外資系とは言え中で働く同僚の9割は日本人であり、先輩も日系企業からの転職者も多いのが大きい理由



日系企業は5〜7年単位で人を評価し、そこで昇格に差をつける仕組みだ
だが、仕事をしない、できない人の給与を下げたり解雇することができないため、給与に大きな差をつけづらい

差を着けづらい理由はもう一つある
それは、能力やスキルを評価する側の管理職クラスの人間の能力スキルがとても低いことだ
自分が理解できないスキルを高く評価することはできない。ではどうするかというと自分にとって心地よい人間をそばにおくように評価に差をつけることになる
スキルや仕事のできない上司は自己肯定のため、自分と同様のできない奴を好む

それを何世代何年と繰り返すと今の日本的大企業が生産される

対して外資系だと働かない人を切って優秀な人の昇給原資にあてるため、高い給与を設定できる

今回はファーウェイの初任給が注目されているが
日本マイクロソフトや日本オラクル、サイバーエージェントは初任給で30万円後半〜50万円の待遇を以前から提示している

こんな世の中で富士通やNEC、東芝、トヨタみたいな伝統的大企業が初任給24万円とか提示して果たして大卒院卒の国内トップ層を獲得できるかと言えば、できない。

今の学生で、採用人数50人以上の大企業に応募するやつは残念な能力の人