厚生労働省は2018年度から、年間2万人超の非正規労働者らを対象に、国家資格を取得させる事業に乗り出す。栄養士や建築士など実践的な資格を取得させるため、最長2年の長期訓練コースを全国の教育機関に整備する。非正規労働者の賃金は正規労働者の約6割で格差が大きい。スキルの向上を促し、所得水準を引き上げる狙いだ。

 公共職業訓練で、1〜2年学ぶ長期訓練コースを大幅に拡充する。現在は3〜6カ月の短期訓練が多…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25375340V00C18A1EA4000/