○1月の日本経済新聞で甲陽学院46回生、地歴部出身者、甲陽史学会会員へのインタビュー

木簡や遣唐使研究、日本考える 奈良大名誉教授 東野治之さん(もっと関西)
2018/1/19 17:00
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO25893390Z10C18A1AA2P00/

「東野氏は、古代は日本を考える原点だと強調。脈々と文化を紡いできたことには
プラス面とマイナス面の両方があるとし、冷静に実態を見つめないと本当の意味で
海外とは向き合えないと指摘する。」

国際政治、科学、経済など現代社会の百花繚乱の如き現象の位相を考える上で「礎」となりうるのが古代史。

「連綿とつながる文化は社会変動が穏やかだった賜物(たまもの)だが弊害もあると
強調する。「例えば社会ががらりと変わった経験が無く本当の意味での革新が起こ
らない点。こうしたマイナス面に日本人は気付いていない」。自分たちが世界でい
かに風変わりかを冷静に理解しない限り、他の文化に憧れたり反発したりしても始
まらない。「日本を考える上で重要な意味が古代史にはある」と力を込める。」

次元は違えど、甲陽学院にも当てはまる。他の学校のことをどうこう勘案しても始まらない。