>>254

アメリカではCS専攻で学部レベルで関数型プログラミング言語を教えてる大学は少ない(日本でも傾向は同じだと思うが)

日本の情報科学では度が過ぎる構文理論マニアが多いが、教員に関数型の研究をする人間が多いのと、
それに影響を受けた学生が受け手の適正や、学生側の卒業後のキャリアプランを考えずに布教するのが一因だろう

アメリカの大学は学部レベルは企業側の求める人材の養成を優先し企業が使う言語の習熟を重視、日本の大学の理系分野では
出身大学からの大学院進学が7割~8割程度(文系は4〜5割)と記憶しているが、大学院受け入れ準備のため教える教員がいる
そうした教育は理論重視に繋がり企業側の即戦力とは成りにくい

構文だけ覚えて使える言語を増やしたところで、構文に毛が生えた程度の技術を使えたぐらいなので即戦力とする企業は存在しないだろうし
大半は卒業後に使える機会はないのではないか

構文好きが多いもう一つの理由は、大学での実践レベルのコースが少ないことに起因すると考えているが
これは講義ノートが公開されていない大学が多く確認のしようがない

逆の視点で考えるなら、日本では学部在学中でさえ卒業後・社会でのニーズが高いとは言えない関数型プログラミングの最先端に触れ
ることはできることだが、それを学部レベルで学ぶべきか?社会が求めているか?という疑問点に限定して考えるなら是正
すべき傾向ではないか