ガソリンのエネルギー密度は、リチウムイオン電池の100倍以上

ガソリン40Lが約30kgとすれば、
同じエネルギー総量を載せるなら、電池は3トン分を積まないといけない。


●エネルギー密度
http://www.vec.or.jp/2010/06/22/column_018/

ガソリン     :12000wh/kg
リチウムイオン電池:100wh/kg(先端開発段階で200wh/kg)
ニッケル水素電池 :70wh/kg
鉛蓄電池     :35wh/kg
高圧水素     :165wh/kg


つまり、ガソリンを使う事が最大の軽量化になる。
そして、軽量になれば車体を動かすエネルギーも小さくできる。

ハイブリッドであれば、エンジンで発電できるのが大きく、
電気自動車と同じで回生もできる。なので非常に小さな電池で済む。

純電気自動車は、航続距離を維持しようとすると
大量の重い電池を搭載しなければいけない。
エンジンよりも重いバッテリーが、さらに電池消費を大きくする。
そうすると、車を動かすのに必要なエネルギーが大幅に増加する。
つまり、電池を大量に積むことが、ある意味マイナスになる。
しかし、搭載電池が少なければ充電量が少なくなり、航続距離が伸びない。