米Appleが2018年秋に発表するとみられる次期iPhoneは3モデル構成になると、Apple製品予測で定評のある台湾KGI証券のアナリスト、ミンチー・クオ氏が予想した。米AppleInsiderなどが9月13日(現地時間)に伝えた。

 OLEDディスプレイの5.8インチ(458ppi)と6.5インチ(480〜500ppi)、液晶ディスプレイの6.1インチ(320〜330ppi)の3モデルになるという。

 3モデルとも、「iPhone X」と同様にTrueDepthカメラ搭載でディスプレイに“切り欠き”のあるフルスクリーン設計になるとクオ氏は予測した。

液晶ディスプレイの6.1インチモデルはミッドレンジ市場を狙ったもので、価格は米国では649〜749ドルになるとしている。

 つまり、現行の5.8インチのiPhone Xの後継モデル、「iPhone X Plus」に当たる大型のiPhone X、低価格な液晶モデルというラインアップだ。

 同氏は、AppleのサプライチェーンはiPhone Xで経験を積んだので、次期3モデルは遅延なく出荷されるとみている。
http://www.itmedia.co.jp/news/articles/1711/14/news045.html