屋内レジャー施設を手がけるラウンドワン(堺市)が10日発表した2017年9月中間決算は、2年連続で増収増益となった。ボウリングやゲームセンターを中心に、国内既存店106店の売上高が5・5%伸び、計画を上回っているという。

 売上高が前年比8・4%増の462億円、営業利益は同58・4%増の42億円、純利益は同153・9%増の24億円だった。

 杉野公彦社長は、「好調の背景に、格安スマホがある」。利用者の主力は10〜20代の若者で、浮いた通信費を使って遊びにきているとの見方を示した。携帯電話やスマートフォンの普及期には、売り上げが落ち込んだ。アルバイトの時給や初任給が上がっていることも追い風とみている。
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