http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/110201008/15.jpg
2017年11月2日から2日間の日程で開催されるイベント「TREND EXPO TOKYO 2017」に合わせ、月刊情報誌「日経トレンディ」が「2017年ヒット商品ベスト30」と「2018年ヒット予測ベスト20」を発表した。ヒット商品ベスト30は「売れ行き」「新規性」「影響力」の3要素からヒットの度合いを評価し、独自にランク付けしたもの。同誌が1987年の創刊以来、毎年12月号で掲載してきた恒例企画だ。

2018年、ヒット商品のトレンドはどうなる?
日経トレンディが来年ブレイク間違いないと予想する「2018年の顔」として選出されたのが、「おかあさんといっしょ」(Eテレ)で「うたのおにいさん」を9年間務めた俳優の横山だいすけさん。現在はミュージカルやテレビドラマ、テレビCMなどで幅広く活躍している。

 続いて「2018年ヒット予測ベスト20」が発表された。このランキングは、これから来年にかけて登場する商品やサービス、施設からベスト20を選んだもの。売り上げだけでなく業界への影響度、消費者へのインパクトも考慮し、総合的に評価した。

 横山さんが気になったというのが、7位の「走って戦うジュニアシューズ」。見た目は普通のシューズと変わりないが、内部に加速度センサーが搭載されており、走った距離や速度などのデータがスマホに転送されるとゲームが進んでいく仕組み。走れば走るほどゲームが進むので、自宅でゲームに没頭しがちな現代っ子を外遊びに駆り出せる。

 1位となったのが「マルチAIスピーカー」。「編集部では“2つのマルチ”という要素に着目した。1つは“マルチAI”で、1つの本体から複数のAIを呼び出せるようにすることで、あたかも専門家に尋ねたように料理や音楽などの事柄が検索できる。もう1つが“マルチスピーカー”。スピーカーは一家に1台が当たり前になったが、これからは1人に1台になる。子ども部屋で寝ている子どもを起こしたい際、スピーカーを指定すれば子ども部屋だけにアラーム音を鳴らせる」(佐藤編集長)。

http://trendy.nikkeibp.co.jp/atcl/pickup/15/1008498/110201008/?P=3