東京都の築地市場の豊洲移転を2018年10月とする案で都側と市場業界が合意する見通しとなった。ただ移転の前提となる豊洲市場の安全対策の追加工事は入札の不調や中止が相次ぎ、日程がずれ込む懸念も浮上している。このまま入札不調が続いて移転が19年以降に先送りになると、築地跡地を活用する20年五輪・パラリンピックの準備に支障が生じかねない。

 30日、移転に慎重な業者が少なくない築地市場の水産仲卸の組合が…
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22923550R31C17A0L83000/