20日の東京株式市場は、日経平均株価の終値がわずかに上昇し14営業日連続で値上がりしました。過去に14営業日連続で値上がりしたのはおよそ57年前の昭和35年12月から、昭和36年1月にかけて1度あっただけで、値上がりの最長記録に並びました。
20日の東京株式市場はアメリカでトランプ政権が目指す減税が実現して、景気が上向くのではないかという期待感から買い注文が出て、日経平均株価の終値は、19日より9円12銭高い2万1457円64銭となり、ことしの最高値を更新しました。

日経平均株価は14営業日連続で値上がりし、昭和35年12月から昭和36年1月にかけての値上がりの最長記録に並びました。また、東証株価指数=トピックスは0.60上がって1730.64。
1日の出来高は15億2222万株でした。

市場関係者は「朝方は利益を確定しようと値上がりした銘柄を売る動きが優勢だったが、アメリカ議会上院が予算決議を可決したと伝わると減税が実現して景気が上向くのではないかという期待感から買い注文が広がった。来週からは、企業の中間決算が本格化し、投資家の関心は企業の業績に向かうだろう」と話しています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20171020/k10011184041000.html