東京カンテイ(東京・品川)が16日発表した9月の分譲マンションの平均賃料は、首都圏が1平方メートル当たり2632円と8月に比べ0.2%上がった。上昇は2カ月ぶり。各エリアで賃料は下落傾向にあるものの、賃料水準が高い東京の募集住戸の割合が高まった。近畿圏は1765円と0.6%下落。中部圏も1613円と0.4%安くなった。

 首都圏では東京23区が3287円と前月から0.2%下げ、直近1年間で最低の水準になった。横浜市は2273円と1.6%下がり、さいたま市も下落した。一方で千葉市は1499円と前月から1.3%上昇した。
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO22308170W7A011C1QM8000/