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マツダは14日、新型のスポーツタイプ多目的車(SUV)「CX−8」を12月14日に発売すると発表した。3列の座席で最大7人が乗車できるモデルを用意し、ミニバン利用者などの取り込みを狙う。ガソリン車は設定せず、ディーゼル専用車とした。

 CX−8に搭載するのは2・2リットルのディーゼルエンジンで、力強い走りと高い環境性能を実現した。自動ブレーキや誤発進を防ぐ機能など先進的な安全技術も標準装備し、外観は躍動感のあるデザインに仕上げた。

 ディーゼル車を巡っては、欧州での環境規制強化を背景にSUBARU(スバル)が販売撤退の方針を固めるなど、各社で縮小の動きが広がっている。

 だが、マツダは技術的に強みを持つディーゼル車に引き続き注力する方針だ。CX−8も給油なしで千キロ超を走行できる点など利便性の高さを訴える。
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