オリンパスは13日、都内で投資家向けの経営方針説明会を開いた。笹宏行社長は「医療事業は順調だが世界のトップとの差は歴然だ。競争に勝てる強い事業基盤を作る」と述べ、2021年3月期の連結売上高目標1兆1000億円に向け、医療事業を一段と成長させる考えを強調した。世界的に需要が伸びる外科手術向け内視鏡に経営資源を振り向ける。

 オリンパスは21年3月期を最終年度とする中期経営計画を実行中。ただ初年度の…
https://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ13HJZ_T10C17A9000000/