【パロアルト(米カリフォルニア州)】米電気自動車(EV)メーカー、テスラのイーロン・マスク最高経営責任者(CEO)は昨年10月、今後生産する全ての車両に、将来の完全自動運転機能に対応したハードウエアを搭載すると発表し、自動車業界に衝撃を与えた。

 衝撃を受けたのは、テスラの開発担当者も同じだった。

 事情に詳しい関係者によると、テスラの運転支援機能「オートパイロット」の開発チームは、人の介入なしで自動車を安全かつ確実にコントロールできると考える製品をまだ開発できていない。
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