0001ノチラ ★
2017/09/05(火) 08:28:25.40ID:CAP_USER住信SBIネット銀行は従来、コールセンターや住宅ローン業務などのバックオフィス業務において、手作業による負荷が大きな課題となっていた。今回、3部門11業務を対象にRPAを導入したことによって、1カ月あたり1700時間の労働を削減したとしている。
住宅ローン業務では、審査結果の情報を取得してから顧客にメールで通知するまでの一連の作業を、多い日には1日あたり200〜300件、すべて手作業で実施していた。RPAよって、1件あたり10〜15分かかっていた作業が約1〜2分で済むようになったほか、5〜6名を要していたスタッフを1〜2名に削減できた。
業務の自動化によって、業務のミス発生件数もゼロになった。従来は、手作業による人為ミスの排除が大きな課題となっていた。また、導入に際しては、ロボットの統制に注力した。各部署で独自にロボットを作成・変更できないように、サーバー側でロボットを集中管理するようにした。今後RPA適用業務が拡大しても、IT統括部署での統合管理が行える。
住信SBIネット銀行では、2017年6月の稼働開始を受けて、翌7月にRPA推進室を新設した。今回稼働を開始した3部門11業務以外にも、導入の要望が全社から100件以上挙がっている。
導入したRPAソフトは、イスラエルNICE Systems(日本法人はナイスジャパン)が開発した「ナイス・デスクトップオートメーション(NICE Desktop Automation)」である。
http://it.impressbm.co.jp/articles/-/14938