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沖積低地
低地とは平地であり、かつ隣接する河川や
海・湖などの水面からの相対的な高さが低い土地をいいます。
この低地のうち第四紀沖積世(更新世末〜完新世)に河川や
海の力により堆積してできた場所を沖積低地といいます。
軟弱地盤が多く、圧密沈下、液状化などの問題をもつ地盤となっていることが多いため、
住宅建設などには注意が必要です。
沖積低地にあっても比較的良好な地盤といえる場所は、
河川上流の扇状地、海岸砂州や砂丘などの礫質土、砂質土層からなる地域です。

洪積台地
沖積低地より一段高く、まわりを崖や急斜面で囲まれた平たん地です。
第四紀洪積世に低地や浅海底であった場所が隆起して
形成されたため洪積台地(段丘)と呼ばれています。
平旦で地層の連続性がよいこと、密実な砂や砂礫層が多くの場合、
比較的浅い場所に分布しています。
地下水が低く、N値の小さい粘土も過圧密であることなどから、
建築基礎地盤として好条件にあることが多い地域です。