長期固定型の住宅ローン「フラット35」の今月・9月の最長35年のローンは、最も低い金利が年1.08%となり、4か月ぶりに低下しました。
フラット35は、住宅金融支援機構が民間の金融機関と提携して取り扱っている住宅ローンで、最長で35年間金利が固定されます。

実際の金利は金融機関によって異なりますが、利用者が最も多い返済期間が21年以上35年以下で、借り入れる額が住宅の購入額の90%以下の場合、今月は最も低い金利が年1.08%と、先月より0.04ポイント下がりました。フラット35のこの条件の金利が低下したのは4か月ぶりです。

住宅金融支援機構は、金利を決める指標となる先月中旬ごろの長期金利を反映させたためだとしています。また大手銀行では4行が、1日から10年固定の最も優遇する場合で、これまでよりも0.05%引き下げ、住宅ローンの金利は年率で三井住友とりそなが1.05%、みずほが0.8%、三菱東京UFJが0.75%となっています。
http://www3.nhk.or.jp/news/html/20170901/k10011122421000.html