ギリシャが独自通貨で金融政策を行っていた頃のインフレ率、20%前後が常態化。
小規模ではあるが事実上の財政ファイナンスが常態化していて、
先進国としては異常といえるインフレ率に長期間苦しめられていた。

http://ecodb.net/country/GR/imf_inflation.html

独自通貨で独自に金融政策やってた頃の方が、2010年以降と比較しても地獄だよ、ギリシャは。

ちなみに欧州通貨統合準備開始が1990年からで、金融政策も足並みを揃え始める。
EUやユーロ加盟に向けた財政状態のチェックも始ったので
ギリシャはこれ以降、一応は財政健全化に向かう。

ただし、それは表向きであり、後から粉飾がバレまくって、結果として欧州ソブリン危機を引き起こした。