2017/11/09
韓国・釜山で日本就職イベント 11〜12日開催  
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2017/11/09/2017110901106.html
【釜山聯合ニュース】韓国南部・釜山の釜山市庁で11、12両日、日本に働き口を求める韓国の若者と日本企業を
マッチングする「日本就職合同博覧会」が開催される。釜山外国語大や釜山市などの共催。
 韓国では就職難が続く一方、日本では有効求人倍率が高止まりし、求人難に陥っている会社も多い。
イベントには韓国南部の大学生を中心に600人ほどの就職希望者が参加する見通しだ。参加する日本企業は34社で、
IT(情報技術)、サービス、事務などの職種で計150人ほどの正社員採用を計画している。

2017年11月09日
韓経:「日本語・英語に堪能な韓国人材、ハングリー精神が気に入る」
http://japanese.joins.com/article/242/235242.html
大学で日本学を専攻した就職活動中の学生パク・セヒョクさんは8日にソウル市内のホテルでKOTRA主催により開かれた
「外国企業就職相談会」で4社の日本企業と深層面接をした。日本企業5社に履歴書を提出したが4社から面接提案があったのだ。
文系出身だが情報技術(IT)エンジニア職群で応募した。日本のIT企業は日本語能力さえあれば文系と理系の区分なく
社員を採用しIT人材に教育するシステムを備えているという話を聞いたためだ。パクさんは「5社に応募したが4社から
面接提案がくるとは韓国では想像もできないこと。面接過程でも単純に求職者の1人ではなく、『人材』として接すると感じられた」とした。
この日の行事には99社の海外企業から人事担当者などが韓国の人材を選抜するために参加した。日産やユニクロなど
日本企業のほか、サンライフファイナンシャル、JDバンクなどカナダ企業、フーバーなどドイツ企業などが参加した。
面接を受けるため事前登録した就職活動学生は1313人、彼らが提出した履歴書は5497通に達した。
求人難に苦しめむ日本企業が特に韓国人材に関心が高かった。ソフトバンクグループで情報通信技術(ICT)サービス事業
を担当するソフトバンクテクノロジーは今年だけで4人の韓国人ITエンジニアを採用した。同社の人事担当役員は
「韓国の求職者は韓国語と日本語だけでなく英語まで堪能なグローバル人材だ。日本の就職活動生と比べ挑戦精神と
成長意欲が強い」と話した。
日本のIT企業パソナテックは韓国人材を積極的に採用することになった理由として「ハングリー精神」を挙げた。
就職率が高く就職先を選べる日本と違い、韓国の求職者は自分の未来のために資格を取得し、知らない分野も学習しよう
とする意志が強いということだ。

今回の行事はKOTRAが2013年から始めた海外就職支援事業である「K−ムーブ」の一環だ。2013年から今年8月までに
この事業を通じて海外就職に成功した青年は1776人だ。今年は355人が就職した。KOTRAの金宰弘(キム・ジェホン)社長は
「2020年には年間約1000人が海外就職に成功するようサポートするのが目標。単純に就職だけして終わるのではなく、
該当企業で良い成果を出し『グローバル資産』として成長ができるよう長期的な視野で支援していくだろう」と話した。