>>585
日経新聞なんかだと、ふつうに載ってるけどね。
たとえば、こういう記事を見るとわかりやすい
かなり前の記事だが

>債務大国ニッポン、国有財産107兆円の現実
2011/11/6
「遺跡や島を売って財政再建しろ」。債務危機のギリシャに厳しい声が飛ぶ。
極端な案はともかく、政府保有株や国営企業の多くが売却される見通しだ。
かたや、「東の債務大国」日本は大丈夫なのか──。対岸の火事で済んで
いるうちに、知られざる懐具合を徹底解剖してみよう。

■国会議事堂2001億円、皇居は2147億円

国会議事堂は国有財産

 国会議事堂と皇居。いきなりですが、これら日本の「象徴」に「値段」がつ
いているのをご存じですか?

 2つとも広い意味で国の資産、つまり国有財産。財務省のサイト「国有財産
情報公開システム」で調べられる。東京都心の一等地、永田町に構える議事
堂は、衆院、参院の土地と建物あわせて2001億9344万6710円。約115万m2、
緑に囲まれた皇居のほうは2147億8225万2079円、となっている。

他にも道路や土地、港湾、庁舎などの不動産から特許まで多くの資産を保有す
る国。その国有財産の全貌を最も広い意味で表すのが、財務省が毎年発表す
る国のバランスシート(貸借対照表、図A)だ。2010年3月期末の総資産は647兆円。
この中の土地・建物など有形固定資産や有価証券、出資金などの一部が
、「国有財産法」で定める狭義の国有財産にあたる。法律上、現預金や物品な
どは除く決まりだ。

図Bの約107兆円は、用途に応じて庁舎や国道・河川など公共の目的で使用さ
れる「行政財産」(約35兆円)と、それ以外の「普通財産」(約72兆円)に区別される。
皇居などの皇室用財産は「行政財産」で、「普通財産」は使わなくなった庁舎の
跡地や相続時に物納された土地など。「普通財産」はいざとなったら売却できそ
うに思えるが、在日米軍に提供している基地施設や法律に基づく出資などが
含まれているので、実際に売却・現金化するのはかなり難しいかもしれない。