>>763

> じゃあ8bit CPUの時代になぜ256進数にならなかったのでしょうかw

実質的に256進数だったね。
16進数2桁で、0から255まで表せるわけだが、例えば、D0とかEFとか見たら、10進数でいくつになるかすぐわかったものだよ。たいていの人は。
なにしろ、パターンが256個しかないし、いちいち道具を使って計算するのは面倒なくらいに、付き合うことになってたからね。
65536までは、割と容易に、という人は多いんじゃないかな。今でも現役でやってる人ならば。

今よりも遥かに、何もかもが遅かったし、リソースもほとんどなかった。
ある程度のサイズになると、アセンブルにかなりの時間がかかったよ。20分とかね。
となると、少し変更して、アセンブルなんてことには耐えられなくなるんだよ。
NOPを沢山入れて、パッチ用の領域を置いておく。ある程度の場所にね。
そこに機械語を手入力して、パッチを当てる。
この時、相対ジャンプで飛ばすことが多いんだが、その計算を道具をいちいち使ってやること自体がだるくなる。
なので、どれだけ飛ばせばいいのかは、256進数で考えるようになるわけ。
命令セットも、使うクロック数も、何もかもが頭の中に入っていたものだよ。
まともなデバッグ環境と言えるものも無かったからね。
モニター、と言って、16進数の表示と書き換えができる小さなものだけを置いて、それでデバッグするわけ。
大きなものは入れられない。
初期では、アセンブラとリンカも同時に走らないから、切りかえながら使ってたね。

256個のキーがあるキーボードがあればいいとか言いたいんだろう?
キーが多いのは初期のワープロだね。
漢字の数がものすごいから、キーが膨大な数になってたよ。
16進数の時は、キーは16個で十分だったし、2桁打てばいいからね。
16ビット分なら4桁だ。そのあたりに合理性があった。