3年に一度の入試だけが、選別の機会になっていることがまずいんだと思う。
欧米では小学生だって、当たり前に留年する。フランスの小学校の平均通学期間は7年弱だったと思う。
つまり、かなりのフランス人は小学生のときに一度は留年していることになる。そして、出来る子は飛び級する。
つまり、一年毎に選別される。その学年に見合った学力がなければ、永遠に進級できない。
間違っても九九のできない中学生も高校生も大学生もいない。
日本は、悪しき平等主義で、一人だけ進級できないのは可愛そうとか、親が先生の教え方が悪いからとか言い出すから、学校は学内では選別せずに逃げて、入試の形で次の教育機関に選別を任せてしまう。
今から留年があたりまえな時代にするのは、もう遅いけどね。