住友化学はテレビなどに使う50型以上の大型有機ELパネルの製造コストを大幅に下げる技術の実用化にメドをつけた。印刷するようにパネルをつくる技術の妨げになっていた、発光素子形成の精度を高められる新材料を開発した。現状に比べパネルの生産コストの半減を目指す。国内や韓国のパネル大手に売り込み、2019年から量産する計画。有機ELテレビの価格低下につながり、普及に弾みがつきそうだ。

 有機ELは赤緑青の3…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ27HFC_Z20C17A6TI1000/