竹中平蔵・東洋大教授と富士通総研の早川英男エグゼクティブ・フェローが29日、BS日テレの「深層NEWS」に出演し、「バブル景気」を抜いて戦後3番目になった、現在の景気拡大について議論した。

 竹中氏は「バブルの時代も、景気のよさを実感していない人が多かった。今は人手不足で企業の何割かは最高益だ。実感が伴わないのは格差も原因になっている」と述べた。

 早川氏は「景気拡張の期間は長いが、成長率は高くない。実感がないのは当然だ。痛みを伴う改革をやった小泉内閣と比べて、今は景気が悪いと思う人は少ないはずだ」と話した。

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