■“日の丸パネル”で大型TVを
有機EL事業担当の伴厚志氏は「スマートフォンやノートパソコン向け中小型パネルの開発と並行し、大きなテレビに結びつけていきたい」と話し、大型パネルの生産への意欲を示した。事業化の時期は明らかにしていない。現在、有機ELパネルは大型はLG電子、中小型はサムスン電子と韓国メーカーが市場をほぼ占めている。
シャープは、平成30(2018)年春の稼働を目指し、堺事業所(堺市)と三重事業所(三重県多気町)で有機ELパネルの生産設備の建設計画を準備している。中小型パネルを量産するほか、堺事業所でテレビ用大型パネルの開発を進める。
http://www.sankei.com/west/news/170620/wst1706200077-n1.html