欧米自動車大手フィアット・クライスラー・オートモービルズ(FCA)は、「クライスラー」ブランド車の日本販売から2018年にも撤退する方針を固めた。16年の販売台数は約300台と、ピーク時の60分の1に激減した。6月からは1車種のみの扱いに絞っている。今後は好調な「ジープ」ブランドに経営資源を集中する。

 クライスラーブランドはかつてミニバン「PTクルーザー」などが好調で1996年は1万7400台を…
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ16IDG_Y7A610C1MM8000/