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1980年代初頭、2リッタークラスの主力エンジンであったL20型SOHC6気筒エンジンが旧態化しつつあり、
次世代のRB型6気筒エンジンまでの繋ぎが求められていた
また競合他社から1気筒あたり4バルブのDOHC高速・高出力型エンジンが登場が予想されていたために
対抗できるエンジンの開発も要求されていた
さらにセドリックタクシー用H20型4気筒OHVエンジンを廃止としZ型SOHCエンジンに置換える計画もあったことから、
H20型を製造する日産工機の生産設備も活用したスポーツ車用エンジンとして約5年間製造された

スカイラインではKPGC110型GT-R以来のDOHCエンジンであったためにGT-Rの名称を求める声も多かったが、
開発主管の桜井眞一郎により4気筒モデルである以上はGT-Rと命名できないという考えからRSのグレード名となった