[ワシントン 20日 ロイター]

- 米ダラス地区連銀のカプラン総裁は、
今年3度の利上げは「依然として良い基本シナリオ」だが、
米連邦準備理事会(FRB)は景気動向を見極めながら
柔軟に対応できる余地があるとの考えを示した。
ブルームバーグテレビのインタビューで述べた。


総裁は「中央値で年内3度の利上げ予想は依然として良い基本シナリオだ」と指摘。
その上で「経済が下振れるようなら(利上げ)回数を減らし、
上振れるようなら増やすことができる」と述べた。


自身の予想に財政政策は考慮に入れていないとしている。


労働市場にはなお、幾分緩みが残っているが、完全雇用に近づいているとしたほか、
コアインフレ率も緩やかながら引き続き加速していると指摘した。


バランスシート縮小を巡っては、年内か来年初めに着手するとの見方を示し、
段階的に行うべきと述べた。また開始2─3カ月前に計画を示すことが適切だと思うとした。


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