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 ローソンは12日、玉塚元一(げんいち)会長(54)が5月30日付で退任し、顧問に退くと発表した。

 親会社の三菱商事出身の竹増貞信社長(47)に権限を集約し、競争が激化しているコンビニ業界で生き残りを図る。
 玉塚氏はユニクロを展開するファーストリテイリングの社長などを経てローソンに入社し、2014年5月に社長に就任。高級スーパーの成城石井の買収や銀行業への参入準備を進めた。
 ただ、ファミリーマートとサークルKサンクスが16年9月に経営統合し、ローソンの店舗数は業界3位に転落した。コンビニ1店舗当たりの売上高でも、首位のセブン―イレブン・ジャパンとの差を縮められなかった。玉塚氏は昨年6月に社長職を竹増氏に譲り、会長に就いていた。

2017年04月12日 13時25分

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玉塚元一氏