勾留中の医師死亡、遺族側が検察審査会申し立て 警察官2人不起訴を不服として  | MBS 関西のニュース
https://www.mbs.jp/news/kansainews/20190605/GE000000000000028061.shtml

容疑者だった男性医師に暴行を加えたとして書類送検された奈良県警の警察官2人が不起訴となったのを不服として、遺族側が5日、検察審査会に審査を申し立てました。

 塚本泰彦医師(当時54)は2010年に手術ミスで患者を死なせたとして奈良県警に逮捕された後、留置場で死亡しました。
塚本医師の全身にはあざがあり、取り調べ中に暴行を受けた疑いがあるとして遺族側が刑事告発。
警察官2人が書類送検されましたが、あざはあぐらをかいた際にできたものだとして先月、不起訴処分となりました。
遺族側は不起訴は不当だとして5日、検察審査会に審査を申し立てました。

 「このような外傷がなぜ起きたのかっていうのをはっきりさせていただく機会になればいいのではないかと思います」(死亡した塚本医師の遺族)