>>251
俺もそれには賛成かな。クラシックオートバイのハンドル周りは、ロー&ナローが基礎中の基礎で、
それに準じたハンドルほどクラシカルでスマートに仕上がる。ワイドでもやはりグリップも向かってナローなのが多い。

肘上げて脇見せて、ふてぶてしくアゴあげながらドッカリと乗るなんてのは、欧州の紳士からみたら品が無さすぎ。
もちろんクラシックバイクにアップハンドルが無いわけじゃないけど、比率は低い。

・・二輪の基本は 「自転車」 で、19世紀の自転車はみーんなロー&ナロー。
初期のヨーロッパのオートバイは全てそこから外観を設定してる。 

アップなハンドルが妙に出始めたのは、やはりアメリカ大陸で20世紀中ごろになり「クルーザー」が新しく流行りはじめてから。
有名な映画「イージーライダー」があるけど、そのころが決定的な印象を与えたんじゃないかな。

巨大な大陸で直線を永遠に走るような時に、半分背もたれに上向きに寝ながら、ながーいトレールを時々
「チョイチョイ」と左右に振るのにアップハンドルが楽だったんだろうかね。