震災遺構として保存決定

仙台市は津波で被災した若林区荒浜地区にある住宅の基礎部分を
震災遺構として保存することを決めました。
震災遺構として保存されることになったのは、
若林区荒浜地区に当時のまま残されている住宅や倉庫の基礎5軒分で、
面積にして約0.4ヘクタールです。
仙台市は津波の脅威や震災の記憶を後世に伝えるだけでなく、
人々の暮らしも伝えることを目的に
近くにある震災遺構の荒浜小学校と一体的に保存していく方針です。
住宅の基礎部分はなるべく手を加えずにそのままの形で保存を検討していて、
2019年度の一般公開を予定しています。
郡市長は
「生活の場がここにあったんだということが
訪れた人にとってもより現実的なものとして受け止めてもらえる施設になるだろうと思う」
と話していました。