何に乗るんでも良いけど、大型講習は受けとけ

最近の大型二輪車事故に関する調査研究結果について〜大型二輪車教習制度により免許取得後1年未満の事故率が激減〜
平成8年以前は教習制度がなく試験場での技術試験に合格しなくてはならなかった。
受験者は、バランスや特殊路走行などはもちろんだが、安全確認やブレーキング、進路変更などについてもテクニックとして覚えこむ方向に傾斜して行き、本来の安全運転のための本質的な意味をなおざりにするようになって行ったのではないだろうか。
この点を省みて新免許制度では普通二輪とともに大型二輪の教習カリキュラムが安全に結びつくよう熟考された。これが見事に効果を上げ、事故率(一万人あたり人数)低下という結果になったのだろう
http://www.itarda.or.jp
大型二輪免許取得一年未満者一万人あたりの死者数
H5 5.6人
H6 5.0人
H7 4.7人
H8 6.5人
(大型教習制度開始)
H9 1.9人
H10 2.5人
大型二輪免許取得一年未満者一万人あたりの死亡重症者数
H5 38.3人
H6 40.3人
H7 67.4人
H8 70.4人
(大型教習制度開始)
H9 20.4人
H10 16.3人
大型免許取得一年未満者一万人あたりの死傷者
H5 234.9人
H6 261.1人
H7 368.8人
H8 381.4人
(大型教習制度開始)
H9 111.3人
H10 89.6人
(公益財団法人交通事故総合分析センター研究報告書p32)