>>695
そんなの基本じゃねえよ。
勘違いだな。
その潰し方が正しく主流ならバイアスタイヤが主流なわけだが。
よく潰れるぞ。
もう一回言うぞ。勘違い。


30年くらい前のモーターサイクリストって雑誌にこんな内容のことが書いてあった。
時代としてはバイアスからラジアルへの転換期。

バイアスタイヤの変形は点、ラジアルタイヤの変形は線または面。
バイアスタイヤの接地面の前後は未変形。
ラジアルタイヤの接地面の前後は追従変形。
これによって、バイアスタイヤは走行抵抗が強いデメリットがある。
それに対し、ラジアルタイヤは走行抵抗が少なく、スムーズな走行が可能。
見方を変えると、
バイアスタイヤは路面に追従するタイヤ。突発的な変化に強い。
ラジアルタイヤは急激な変化ではその性能を十分に発揮しづらい。
こんなラジアルタイヤを乗りこなすにはどうすれば良いか?
ブレーキングでタイヤが変形したら、その変形を保ったままコーナリングに移行すれば良い。
ブレーキを少しずつ緩めて、コーナーリングGと置き換えるのだ。
これがラジアルタイヤに最大限に仕事をさせる方法で、これからのスタンダードな乗り方になるだろう。

てな内容だった。
「潰したままコーナリング」がいつの間にか「潰してコーナリング」になってしまったわけだが。
タイヤの性能も上がり、無茶な乗り方もある程度カバーしてもらえるようになって、
勘違いの都市伝説に拍車が掛かったのだと推測するがどうかな?

更に付け加えると、タイヤに最大限の仕事をさせるのはサーキットでの乗り方。
一般道で乗る人間が使う言葉ではない。