こんなのあったが
仮にエルピオが破綻危機でもサイサンが買収しそうだが
そうなるなら電力も、断らなければ、自動的にエネワンでんきに組み込まれるようにしとけば客は手間かからないのだが


電力大手とLPガス大手の合弁に見る、エネルギー小売事業の変化とその将来像 2022年03月30日
2022年3月8日、埼玉県さいたま市に本社を置くLPガス卸大手で新電力としても20万件を超す顧客を持つサイサンと、中部電力の小売り会社である中部電力ミライズが、合弁会社エネワンでんきを設立する。
中部電力ミライズはエネワンでんきを通じて電気を供給する一方、愛知県、岐阜県、三重県においてはLPガスを販売することになる。
両社にとって、不足したリソースを補い合うことになる。

サイサンとその子会社で北海道で事業を展開するいちたかガスワン、および中部電力ミライズの3社は、全国で小売電気事業を展開、愛知県・岐阜県・三重県でLPガス事業を展開する合弁会社を8月に設立する。
サイサンと中部電力ミライズの連携により、全国で電気とLPガスを販売する事業体ができることになる。
株主構成はサイサンが61%、中部電力ミライズが34%、いちたかガスワンが5%となっている。

この合弁会社には、両社にとって切実なものがあったと見られる。
サイサンはLPガスの販売量では業界のトップ10に入る事業者で、低圧の新電力でも販売電力量では直近で13位(2022年2月)となっている。
しかし、小売電気事業を拡大したがゆえに、日本卸電力取引所(JEPX)のスポット市場における価格の高騰は、経営を左右しかねないものだったのではないだろうか。
そのため、旧一般電気事業者、いわゆる大手電力から安定した卸電力供給を受けることは有力な選択肢であったといえよう。
今回の合弁は、Ene Oneブランドを残したことにも示されるように、LPガス会社側の強みも生かしたものだといえよう。

新会社による電気とLPガスの料金メニューについては、まだ明らかにはなっていないが、新規契約ではもれなく、すでに契約しているお客様には抽選で、それぞれ基本料金5ヶ月無料などのキャンペーンを先行して開始している。
https://energy-shift.com/news/25ecd64d-b860-4dcf-9edd-722618a8f5d7?page=1