熊のような小売からすると、仕入れた電気は翌月には払わないといけいない。
しかし、顧客からの電気料金の回収はさらにその一ヶ月後くらいになるので、
キャッシュフローが苦しくなる。

そのキャッシュフローを助けるビジネスをしていたのがフラワー。
仕入れ先に支払うタイミングで熊に入金し、電気料金を回収してそこから
手数料を徴収するというビジネス。当然、そこにはリスクがあるので
顧客の電気料金(売掛債権)を担保にしていた。

しかし、その売掛債権を他の借金の担保にもしていたことが発覚。
「何してくれてんねん。」と対応を模索していたら、登記の代取が変わってる。
問い詰めると、他にもあった借金の支払いが滞り、その担保に差し出していた株券を
使って代取を書き換えられたらしい。

こりゃ債権取りっぱぐれる、ということでフラワーが先を越してスイッチング。

熊はフラワーを業務委託先とも言っているので、日常のスイッチングや電気料金の
計算業務をやらせていた。なので熊の広域的運営推進機関のアカウントも日常的に
使っていた。だから容易くスイッチングできた。

今、熊側で騒いでいるのは、借金を取り返せなくなりそうな事業者A・B達だろう。
登記の代取を元に戻したのは地位移転を認めさせないようにするための一環か。

一番悪いのは契約違反した竹元某だろうが、契約者である消費者達は巻き込まれちまったな。
まぁ、電気が止まることはないし、契約以上の請求が来ることはないから慌てるな。