大卒院卒の推薦入社は大学の推薦さえ貰えば絶対受かる。
全員を受け入れるかわりに各大学との良好な関係を保ち、高学歴を安定して採用可能にするという方針のため。
昔は技術系の高学歴を必要とする多くの企業で行われたが、現在この風習を色濃く残しているのは、電力会社やその他少数の業界のみ。
つまり人柄を直接確認できる面接前には既に採用が決まっている上、就活生も無難な受け答えをしていれば採用される保証があるため、面接では当たり障りのない受け答えのみが交わされる。
結果的に入社するまで人柄に問題があってもそれが表面化する機会はほとんど無い。