堀江貴文「不満を垂れ流す人に言いたいこと」

いくらでもストレスの原因から逃げられるはずなのに、
なぜいつまでも何も行動しないでじっとしているのだろう、と。

 とくにみっともないのは、ストレスを感じているのに、
不平を垂れ流しながら、現状に甘んじている人だ。

 「会社の上司が無能すぎる!」とか「あの職場って本当にクソなんです!」とか
「うちの夫はまったくダメで……!」などといつも怒っている人は、一度頭の中で思い浮かべてみるといい。

 あなたは川に浮かびながら、誰かが食い荒らした「残飯」を手にして、
「こんなマズい食べ物はない!なんだこれは!」と文句を言っている。
だったら、そんなものは捨ててしまえばいいのに、それでもその「残飯」を後生大事に持っているのだ。

込んでいるだけなのだ。

■ストレスを生む時間は、極力減らすことが大切

 ストレスを与えてくる人間を徹底的に避けることだ。
不快な人間がいたら、その人とは関係を絶ったほうがいい。
その場で怒鳴りつけてもいいが、わざわざ軌道修正してやる義理はないから、
あとはスッパリ“切る”のがいちばんだ。

 嫌いな人間について、ダラダラと愚痴を言うのはやめよう。
それが「腐った残飯」だと気づいているのに、いつまでそんなものを大事に持っているつもりなんだ? 

 いますぐ投げ捨てればいいだけのことだ。