>>628
その辺どこかで発表してるなら是非論文でも見てみたい
公開資料でもあるなら教えて欲しいな

そういえば採油についてハンドホールの件には反応無かったけど排油弁がついてるのかな?
排油弁からとる場合はまずは排油管に溜まってる油から出てくるんだけどこれにはフルフラールも可燃性ガスもあまり含まれてなかったりする
特にフルフラールは必要な油が少量ですむためにここからちょっと採油しただけだと…非常に好成績になっちゃったり
なので採油の際には初期に出てきた油は捨てるなりの工夫も必要
特高バンクとかだと数缶に分けて採油して、場合によっては3回目の採油サンプルだけで評価したり
このあたりは変圧器の大きさや構造で色々変わってくるので採油方法についても分析屋に確認とった方がいいかもね
自信が無ければはじめは採油から依頼するのも手かも

あとガス分析は呼吸器がついてるタイプでは可燃性ガスがそこから排出されてしまうことも結構ある
なので単なる絶縁油分析といっても変圧器の大きさや構造によって採油方法から評価基準まで何かと違いが出ることも

何かとわかりにくいこともあるから一通り経験するまでは分析屋にも何度も相談に乗って貰うのもいいかもね
良い結果になるように是非頑張ってねー

>>629
酸化値は変圧器を過熱気味に使うと大きくなってくる
それよりも酸化が進むと絶縁油内にスラッジと呼ばれる不純物が精製される
これが増えてきて巻線や鉄心なんかにまとわりつくと冷却効果が下がってより過熱しやすくなる
なので大量に発生すれば一度内部洗浄+絶縁油の交換…ってな話になる

しかし管理技術者が定期的に負荷管理できてればそこまで気にする項目でも無いと思ってる
採油によるリスクもあるのでその実施は計画的にね