>>595
ありがとうございます。
油量と絶縁紙の面積比のお話は目から鱗でした。
油交換でのフルフラール量の減少問題ですが、分析屋が大手石油メーカーと研究した結果、フルフラールの溶解の不均一性が功を奏し、油交換して2.3年経過すると交換前のフルフラール量が検出される様になるそうです。

私がフルフラール量の分析を利用するケースは、お客様が親会社若しくは会社の上層部への機器更新を説得する材料としてです。

確かにサンプルが不均一が認められたりで検査として正確さに欠ける一面があるのかも知れません。

しかし親会社若しくは会社の上層部の担当者にしてみれば余寿命数年という報告結果は大変インパクトがあり、事実当該報告により迅速に機器更新が実施されたケースが多々あります。

我々の共通の悩みであるお客様が機器更新を渋るケースには、以上の理由で有効であると私は判断しております。

皆さんにも595さんの知見を理解した上で、この様な利用方法がある事を知って貰いたくて長文をしたためました。