病院より泊原発に送電 停電復旧で北海道電 発電機あり低い緊急性

2018/12/31(月) 6:05配信

北海道電力が9月の胆振東部地震に伴う全域停電(ブラックアウト)からの復旧作業で、火力発電所への電力供給と並行して停止中の泊原発(後志管内泊村)にも優先的に電力を送っていたことが分かった。
使用済み核燃料の冷却に電力が必要なため、この判断に一定の妥当性はあるものの、泊原発は非常用発電機を備え、必ずしも停電後の早い段階で外部電力を必要としない。
北電は今後もこうした手順を見直さない構え。
病院などより動かない原発を優先した対応を疑問視する声も出ている。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20181231-00010000-doshin-hok