>>309
言葉きついよー。そんなに難しい話でもないかと…

3基同時に動いてしまうと、泊サイトで207万kWもの発電能力にもなる。
なぜ3号機の出力をここまで引き上げて設計したのか謎だけれども、
北海道に必要だったのは、30万kW 3基 を 2箇所で供給のような構成だったのではないだろうか。原発でなくてもいいけど

寒冷期以外のピーク時が400万kW程度と考えると半数が原子力となってしまい電力過多なのね。
夜間が300万kWを切る状況が生じる北海道のみで207万kWを使い切るのは無理がある

何度も指摘しているように、北海道は高低差が足りずまともな揚水ダムが作れないので、
需要側でのピーク抑制 (オール電化、特にお湯関係) を行う必要があるのだけれども北電はうまくやっている。
老朽化力ベースでの価格が高すぎて自前でコージェネ動かしてバランス取られてしまったと言うべきか?

ただ、夜間6割もの電力が原発によって支えられている状況では火力発電所はほとんどが停止していて構わなくなるし、
その比率は夕方のピークでようやく4割になるかなので出力調整が大変難しくなる。
3号機 91.2万kW単体だけでもベースライン 1/4, ピーク時 1/5, 年間ピーク時 1/6 程度を補えるのでオーバースペック。

一方で、原発は福島で示してしまったようにサイトごと落としてしまえば莫大な供給能力を喪失するので、
現在のように、じゃあ泊も全停止ね!と言われると代替となる火力が存在しない以上、需給が不安定になる (なってる)

解決策としては、北海道を発電島にして人を追い出す…という冗談はさておき、
北本で200万kWまるっと融通できるくらいにして、調整能力を東北電力と共同で何とかするのが現実的