>>258
一応反論しておくと、それ全部デマ…

> 原発を即時に廃止宣言すれば、
電力会社が破綻して、 >>224 のような事態になります。再建後は電気代 4倍くらいにして縮小均衡を狙うしかなくなる。
順番が逆なのです。原発を動かして、浮いたお金で老朽化力をちまちま置換していくのが脱原発への正しい道のりになります。

> <原発が無い方が圧倒的にCO2を削減できる!>
火力は物燃やすので圧倒的にCO2出るんですけれども…

> 老朽火力から効率良い「LNG火力」への更新・転換が一気に進む。それだけで燃料費もCO2も約1/2に減少する。燃料費の削減で莫大な利益が発生する。
確かに石炭火力の効率は40%程度ですが、ガスコンバインドサイクルに変えたところで60%にしかなりません。
中部電力が実用炉としてコンバインドサイクルとして1,600度級で63%の効率を叩き出したのが世界最高ですかね。それで効率がようやく1.5倍

なお、苫東が石炭で165万kWの供給となっているので、これをガスコンバインドサイクルに置換すればCO2は大幅に削減できるでしょうが、
北海道が自前で掘り出せる石炭を、わざわざ海外からの供給に置き換えれば燃料費は暴騰します。
すでに第2世代IGCCでも1,800度級が実現可能なのでLNGにこだわる理由はないのでは…

> LNG火力は、出力調整が容易なので、再生エネの出力変動を調整できる。
ガスコンバインドサイクルにおいて効率は炉の温度に依存しているので出力調整を行うと途端に効率が低下します。そもそも火力発電においても出力を半分以下に絞ると無理が生じるのですが。
結局のところ炉の温度を上げて高効率化というのは経済的には火力発電のベースロード化 (まるで原発) の方向でしかないのです。