事業者“市条例は適用できず”

http://www3.nhk.or.jp/lnews/shizuoka/3035628511.html
※NHKローカルニュースは元記事が消えるのが早いので御注意を

伊東市が地域ぐるみで建設計画に反対している大規模太陽光発電所メガソーラーを巡って、
事業者側は16日夜に開いた住民説明会の中で、市が今月1日施行したメガソーラー規制条例は
さかのぼって適用できず、県の森林開発の許可を受け工事を始める方針だと住民に伝えました。

東京の事業者が伊東市に計画しているメガソーラーをめぐっては、
環境への影響などを理由に地域ぐるみでの反対運動が起きています。
このメガソーラーは事業者の提出資料に誤りがあり、用地造成の変更許可申請を
市が改めて審査しているほか、森林開発を審査する県の審議会も希少動物の発見などを受け
審議を再開する方針を示していて、本格的な工事はまだ始まっていません。

こうした中、伊東市の小野達也市長は今月1日に施行された市の規制条例を
このメガソーラーにも適用できるとして、建設に同意しない考えを示していました。
これに対して事業者は16日、伊東市内で開いた住民説明会の中で、
「調査用道路の伐採をすでに行っていて事業には着手している。
市の規制条例はさかのぼって適用できない」という考えを住民に示しました。
そのうえで、県の森林開発の許可が出れば、工事を始める方針であることを伝え、
住民からは反対の声が改めて上がっていました。

06/17 14:47