>>754
高圧受電設備規定では基本原則は変圧器単位で過電流保護をするようになっています
過負荷保護は基本的にはヒューズ等の遮断機でおこなうべきですが、PF-Sのような小さなキュービクルでは難しいと言うことで
その代替策の一番簡易的な物としてサーマルによる過負荷警報があるわけなのです

つまりはPF-Sのような小さなキュービクルでPFが主遮断機のみのような場合では、サーマルが故障していれば
それは高圧受電設備規定を満足できていないことになりますよね

これをなぜチェックしないかとか細かいことを言うつもりは全くないのですが、所謂ルール的に何の義務も無い
全くの任意で設置されている漏電火災警報装置の試験を実施されてる方はちょくちょく見かけるのに
皆さんにとって必修である高圧受電設備規定で定められたサーマルは無視というのは何故だろう?と疑問に思っただけです逆にどちらも試験しないって方がまだ理解しやすいというか…