OCCTOデータから、東北エリアの地内主要送電線(1次系)の流れ、系統図にまとめてみた。
1回線故障(N-1)時の交流ループ計算はオイラには出来ないので、そのことは全く加味してないが、
2016/9〜8の1年間をまとめると、こんな感じ。(デカいjpgでスマソ)
https://i.imgur.com/iyC19Rb.png

これを見る限りでは、
1. 東京へ常時送っている電力は、
 -原町火力(200万kW)
 -相馬共同(200万kW)
 -東新潟火力(515万kW)
が担っている?
2. 原発再稼働する以前に、日本海側の風力増やすにしても、
北海道へも東京へも、2つの連系線の細さが、ボトルネックになりつつあるように見える。
(というか、北本はもうなっている→ 来年3月に青函直流+30万kWが運開予定だが、まだ細い)

相馬双葉関係は10年かけて140kmの増強工事始まったが、
3ヶ月くらいの1回線停止作業が入るたびに、容量が絞られてしまう。(2017/1〜4)

いわき幹線から迂回して東電・福島変電所経由で東京へは、
2016/11前半の相馬双葉幹線定検時?しか実績がなかった。

東北の火力依存度を下げるだけにしても、揚水が第二沼沢46万kW+αしかなくて、
火力で柔軟対応するには反応速度が遅い。

自エリアには東電やJ-POWERのデカい揚水があるのに、
それを使うには、相馬双葉幹線を通さなきゃならない。

秋田から新庄・山形経由で朝日幹線にバイパス作るより、
柏崎刈羽ルート、下郷ルート確保する方を優先した方が、
揚水が途中にある分、後々楽になるんじゃなかろうか?
刈羽線(154kV)は20km程度。